姉妹都市提携10周年記念祝賀会で。ツイストを踊るカプチリ市長夫人とわたし。

６月１１日、シャンピアホテルで、２００３年度の防府・モンロー国際交流市民の会総会が開催され、訪問団は、全員出席して旧交を温めた。アル・カプチリ市長からは丁寧な祝辞をいただいた。

私は防府・モンロー国際交流市民の会の会長としてあいさつし、青少年・高校生を中心として長年にわたる両市の交流に感謝し、両氏の親善の絆が強くなったことを強調して、これからも日米親善の懸け橋になるよう努力していきたいと話した。

6月１２日、訪問団一行と、山口湯田温泉にある山水園で歓迎夕食会が行われた。山水園には一般公開している公衆浴場がある。その露天風呂で、カプチリ市長、松浦市長と私は３人で一緒に温泉に入った。まさに、裸の付き合いであった。

最終日、桑山の麓に記念植樹。午後は松崎小学校を訪問し、生徒たちとふれあった。

（毎回恒例となっている花は、南園節子作）

姉妹都市提携１０周年祝賀式典が市庁舎前で行われた。おなじみのモンロー高校のバンド演奏に始まり、両国歌斉唱、市長のあいさつがあり、両氏の姉妹都市交流１０周年を祝った。

その後、ハローウィンが近いので大きなカボチャがたくさん店頭に並べられていた。めずらしいことなので、松浦市長やみんなで店頭に並んだ大きなカボチャを鑑賞しながら街歩きを楽しんだ。

ここは幼児から２６歳までの特殊教育施設で、施設の講堂では生徒たちが手作りの児童劇を見せてくれた。子供たちが懸命に努力している姿を見て目頭が熱くなった。

この施設では、特殊教育の音楽治療の研修をしている日本人の女子学生に出会った。とても熱心に勉強している様子がうかがわれた。

10月４日、私たちは松浦市長と一緒にハリウッド小学校を訪問した。１９９４年２月、松崎小学校創立１２０周年を記念して贈呈された「松崎さくら」ちゃんに面会した。玄関ホールの真正面に制服姿のさくらちゃんが飾られていた。黒い瞳のふっくらとした顔にセーラー服を着た「松崎さくらちゃん」は立派に文化使節の役目を果たしていた。

その後、私たちは行内の各教室を見学して回ったが、それぞれの教室は少人数の生徒教育が行われており、丁寧な個人授業だった。

夜、べノアさん一家から詳細され、大歓迎を受けた。

１０月５日はグリーンフィールド・ビレッジを再訪問、ゆっくり時間をかけて回った。特にアメリカ衣料の歴史を展示してあるコーナーでは詳しい説明を聞き大変勉強になった。

夕方、ダヴィッド・バグナル氏邸に招待を受け訪問した。モンロー・コミュニティーカレッジのウェルチ学長とモンローロータリークラブのクレブス夫妻も同席し、楽しい語らいの会であった。