防府市姉妹都市提携調印答礼団・モンロー市訪問


1993年(平成5年)8月17日、防府市から姉妹都市提携調印答礼団がモンロー市を訪問することになった。団長は、歳弘防府市助役、副団長は重田市議会議長。団員は、南園防府モンロー国際交流市民の会会長、佐藤防府商工会議所専務理事、山崎市議会事務局長、重川防府市国際交流室長(当時)の各氏であった。

モンロー市へは、サンフランシスコで入国手続きを済ませてからデトロイトに向かった。参フランシスとでは、ゴールデン・ブリッジ公園に良き、世界的に有名な金門橋を見学した。長くて壮大な橋であった。

 

8月17日、モンロー市に到着。ホテルホリデーインにて、モンロー国際親善協会(MIFA)主催の歓迎パーティーが開かれた。その席で、MIFAのゲーリー・シーバート会長と、私が友好宣言書に署名をして、お互いの有効親善を誓い合った。

姉妹都市提携調印式


8月18日、モンロー・カントリークラブハウスで、モンロー市での姉妹都市提携調印式が行われた。

公式行事という事で、日本側からは、デトロイト日本領事館の領事が出席、アメリカ側は、州上院議員や市会議員、ミスアメリカやモンロー市関係の人たちが出席した。

 

もちろん、モンロー市と防府市の親善交流を推進した人たちも参加し、MIFAのべノアさん一家、家具ソファで世界的に有名なレジー・ボーイ社副社長のミカさん夫婦も出席した。式典の出席者は150名くらいであった。

 

防府市へのモンロー交換留学生であったアマンダ・ドレイク嬢と防府高校の上田理恵さんが、国旗交換の旗手として役目を果たしたことはとても喜ばしいことであった。

 

私は、防府モンロー国際交流市民の会を代表して祝辞を述べた。厳粛な中にも和やかな調印式であった。

 

その後モンロー空港近くの公園に記念植樹を行い、関係者全員でスコップをもって記念植樹の根元に砂を持った。この木が次第に大きくなり、きれいな花を咲かせ、親善の輪が広がる事を願わずにはいられなかった。

アンジェラ・マイヤーズさん星条旗贈呈


1993年(平成5年)8月、モンロー市出身の英語教師助手アンジェラ・マイヤーズさんが、モンロー市で行われた姉妹都市提携調印式の記念として、アメリカの国会議事堂に掲揚されていた星条旗を吉井防府市長に贈呈した。このことは各新聞にも掲載され、市民の注目を浴びた。