1994年

バグナル氏・春の国際交流フェスティバル参加


1994年(平成6年)5月22日、防府駅南口広場の鉄道高架開設記念イベントが「12万人の個展」と銘打って開催された。同時に、国際交流フェスティバルが行われた。145団体が参加し、6万人の人たちが防府新駅誕生を祝い、国際交流を味わったという。

 

このフェスティバルに、モンロー市から、ダヴィッド・バグナル市と、ハリウッド小学校のエリック・バンビレン校長が参加した。

 

駅前特設ステージでは、吹奏楽や、世界的に有名なケイコ・マクラマンさんのジャズ演奏があり、国際交流に関する催しがたくさん行われ、大勢の人でにぎわった。

(写真は、両氏と南園ファミリー)

5月23日、バンビレン校長は大きなミツバチのマスコット人形を持参し、松崎小学校を訪れた。

5月24日、両氏は牟礼中学校と新田小学校、山口短大などを訪問、その後、防府モンロー国際交流市民の会にも参加し、市民との交流を深めた。

この年の国際フォーラムは、「異文化体験にみる国際交流」と題して、中国、韓国、米国等の国々との交流体験を話し合い、一人一人のふれあい体験、ホームステイで感じたことや言葉や生活習慣の違いをいかに克服するかなど、具体的な考え方を話し合った。

 

このように1991年秋から始まった防府市の国際交流の催しは、次第に定着し、毎年、春は国際フォーラム、秋や国際フェスティバルが開催され、着実に活動が続けられている。