１９９１年１０月２５日、三田尻女子高校（現、誠英高校）の要請で全校生徒に国際交流について講演した。全校生徒は行動に集まり、静粛な雰囲気の中で講演した。私はアメリカ、ミシガン州モンロー市との交流について具体的な体験を話し、これからの高校生は国際感覚がぜひ必要で、継続的な「人間的なふれあいと理解」が重要だと強調した。

国際交流を理解し推進するには、それぞれの文化の違いを理解しあう多様性の認識が大切であろう。

私たちが、防府ロータリークラブ３５周年記念事業として、モンロー市を訪問してから両市の交流活動が盛んにおこなわれるようになった。私たちのモンロー訪問と同時に、末田の堀越焼の展示会がモンロー市で開催され、ホテル・ホリデーインのロビーで展示の後、モンロー・コミュニティーカレッジの廊下に飾られた。

１９９１年１０月２８日から１１月６日まで、モンローに関する山根節雄画伯スケッチ展が市役所ホールで開催され、モンロー市の街角や古いカトリック教会等のスケッチが展示された。

スクランブル・８フェスティバルは、山口、防府等２市６町の活性化と住民の交流を目的にしたもので、１１月９～１０日、盛大に防府市のスポーツセンターで開催された。

「１万人スクランブル鍋」が評判を呼び、大勢の市民が集まった。モンロー市からの４人は、それぞれ西部劇に出てくるような古いアメリカの服装で参加し、多くの市民とともに、フェスティバルを楽しんだ。

ダヴィッド・バグナル氏は松崎小学校を訪れ、彼の長女が在学しているモンロー市のハリウッド小学校から送られた、ジャンボレターを佐々木義道校長に進呈し、今後も絵や手紙の交換を通じて親善を深めたいと希望した。